渋谷エールジョブシャドウィング 第2回レポート


「〜経営者やリーダーと職場で過ごす半日間〜」

6月13日、YOUさん(ニックネーム、36才、男性)が、社会保険労務士法人 HRDユナイテッドオフィス 代表取締役 長尾修身 さんのジョブシャドウイングを実施しました。

「向いているのではないか」と言われたことが一番嬉しかった!!

当日のスケジュール

  • 13:00 自己紹介&企業説明(HRDオフィス)
  • 14:00 移動
  • 15:00 クライアント相談
  • 16:45 年金事務所にて事務処理、振返り
  • 18:00 解散

プログラムに申込をしたきっかけは、自身の障害者年金の申請のとき、社労士の仕事を知り、実際の仕事の現場を見たくなったからです。

プログラムが始まる前は、緊張しました。一年間近く就労経験企業実習の機会に恵まれず、当日失礼がないかとても不安だったからです。

そして、実際の仕事を見て、社労士という仕事が、福祉分野等においても、とても大切な仕事であることを知りました。労災認定に関しても力になれる職種だと知って、社労士という仕事がもっと広く認知される必要性があると感じました。

また、クライアントを待たせないように、余裕を持って行動をしているのを見て、常日頃から余裕を持って行動することを心掛けようと思いました。

今回のプログラムを通して、過去の自分を振り返ったとき、きちんと相手の意見を聞くという姿勢を取っていたなと思い、代表からも「社労士に向いているのではないか」と言われたことが一番嬉しかったです。

将来的には福祉分野での仕事に就きたいと考えているので、社会保険労務士の仕事について学んでみたいと思います。ありがとうございました。


訪問企業

社会保険労務士法人 HRDユナイテッドオフィス 代表取締役 長尾修身

プログラムの受け入れをしたきっかけは、自分の仕事やサービスが、実際に世のため人のためになっているのか、プログラムを通して確認できると思ったからです。

ただ最初は、不安でした。実際のクライアントを目の前にして、失礼があったら信用を失うし、守秘義務もあり、難しい状況だと思ったからです。

実際に同行を受け入れて、プログラムを実施したとき、非常に真面目に取り組んでいただき、クライアントの気持ちに寄り添って行動をしてくれたと思いますし、相手への気配りや配慮があったのを見て、全く問題なく、相談業務がメインでしたが、その後の処理であったり、もしかすると窓口対応を任せても良いのではないかと思いました。

プログラムを終えて、ただただ活躍の場がなかっただけなんだなと気づきました。就職氷河期世代と言われる彼らにとって、選択肢が狭められたことは事実としてあったと思います。仕事をしていく上で一番重要な「素直さ」と「吸収したいという情熱」を感じ取ることができ、改めて自分自身頑張ろうと思いました。

今後もこのような出会いを通して、活躍できる場の提供をしていきたいですし、お金を払ってもトラブルが起こる現代社会、多様性を受け入れることの重要性を認識しました。