渋谷エールジョブシャドウィング 第1回レポート

「〜経営者やリーダーと過ごす1日〜」

6月2日、よしかわさん(ニックネーム、42才、男性)が、NPO法人FILMe&あーすリンク すぎやまゆうこ さんのジョブシャドウイングを実施しました。

改めて考えさせられることも多く、良かった‼

当日のスケジュール

  • 09:30 キンコーズ渋谷店集合 美竹の丘に移動
  • 10:00 こども食堂お手伝い
  • 13:00 親子と一緒にごはん、遊び、かたづけ、移動
  • 15:00 キンコーズで打合せ
  • 17:00 解散

プログラムに申込みをしたのは、再度現場の雰囲気を体験しておきたかったのと、活動をされている方の実際を知りたかったからです。

同行する前、活動のお手伝いがあるという事を予め伺っていたので、自分が妨げにならないだろうか、無事に務まるだろうかという不安がありました。

実際の仕事を見せていただき、NPOやボランティアを含め、コミュニティ活動の「基盤」(時間・資金・資源等)は、活動をされている方の持ち出しに負うところが大きく、中心となる方を支える、特に外側からの支援体制を構築する必要性があると感じました。

途中、自分がどこまで動くべきなのか、どのように動けばいいのか等の判断に戸惑うことが多く、自分がその場にいるだけというパターンが多くなってしまい、場や状況に慣れないうちに8時間が終わった感じがしましたが、現場についていろいろお話を伺わせていただき、改めて考えさせられることも多く、良かったと思います。

複数回あるとさらに、より自分についても、仕事についても、見えてくるものがあるかな、と思います。ありがとうございました。


訪問団体

NPO法人FILMe&あーすりんく 代表 すぎやまゆうこ

プログラムを受け入れたきっかけは、おうちで一人でも出来るお仕事として、「マンガ家」の仕事に興味を持ってもらえたら嬉しいと思いました。

当事者の「はじめの一歩」として、私どものようなNPO(ボランティア)活動、特に「こども食堂」など地域コミュニティづくりにかかわっていただくことや、マンガの教室を体験することは、双方にとって、有意義な体験となるのでは?と思いました。

プログラム前、とても楽しみでした。もともとこの日は「こども食堂」と企業(キンコーズ)との協働企画「おやこアートイベント」でのマンガ教室、という二つのイベントを同時に開催する忙しい日でしたので、お手伝いの手が欲しいと思っていたからです。

渋谷駅で待ち合わせて、まさにカバン持ちとして、重い荷物の入った大きなトランクの持ち運びをお願いし、「こども食堂」の受付をお願いしました。お料理・お食事を通して、親子たちや参加のボランティアのみなさんと楽しくふれあいました。

その後、キンコーズ渋谷店に移動【にじいろギフト】【渋谷おとなりサンデー】の「おやこアートイベント」では、わたしのマンガ教室のサポートと片付けなどをお手伝いいただきました。

とても真面目に取り組んでくださったと思います。こちらの要求を忠実に全うしようとされていて、少し緊張もされていたとは思いますが、お手伝いいただいて本当に助かりました。

プログラムを終えて思ったことは、大変誠実で、ソフトな人柄で、違和感なく周囲に溶け込まれ、行き帰りの会話から、地域コミュニティづくりに関心があること、大学でもそちら方面の研究をされていらしたことをお聞きし、このような優秀な人材がこの界隈にはまだまだ埋もれているのではないか、と感じました。

貴重な経験をありがとうございました。これからも、ぜひ、みなさんの活躍できる場の提供をしていきたいです。マンガ、似顔絵、デザイン等、アートにおける人材養成&プロダクションをみなさんと創るのが夢です。今後ともよろしくおねがいします。